関東進学校の序列(WakatteTV調査)


進学校ランキングの微調整とその舞台裏

現在、全国進学校ランキング(PFP)の微調整を行っています。特に、東大補正や地方補正をどれくらいの数値に設定するかに試行錯誤が続いており、その結果、数値が頻繁に変更されることをご理解いただけますと幸いです。それにしても、どれだけ数値を調整しても、灘高校の強さは一向に揺るがないことを改めて実感しています。進学校ランキングは難易度や進学実績など様々な要素を考慮して算出しますが、灘の不動の強さはどんなに計算を重ねても抜きに出ていると感じます。

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WakatteTVで見た関東進学校の序列調査

先日放送された「WakatteTV」の関東進学校の序列調査が非常に興味深かったので、今回はその内容を取り上げてみたいと思います。この番組は、学歴に関する情報をユニークかつ面白おかしく紹介するもので、学歴モンスターのふーみんさんとツッコミ担当のびーやまさんが全国の大学を中心に情報発信する受験バラエティです。初めは炎上騒動があり、あまり良い印象を持たれていなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には非常に有益な情報を提供してくれる番組です。低学歴を馬鹿にしているという批判もありますが、それは誤解であり、むしろ努力する重要性を強調している番組だと思います。

年代別進学校の序列調査

今回番組内で行われた進学校の序列調査では、年代別に関東の有名進学校のランキングが発表されました。各世代の意見が興味深く、年代ごとの進学校のランキングがわかる内容でした。

年代別進学校の序列

調査に参加した方々の意見を以下にまとめてみます。

年代 進学校の序列
30歳(東大卒) 筑駒→開成→麻布→etc
25歳(京大卒) 筑駒→開成→麻布→聖光学院→etc
現役東大生 筑駒→開成→聖光学院→渋谷幕張→etc
現役慶應大生 筑駒→開成→etc

筑駒や開成などが非常に高い評価を受けており、特に筑駒は灘に近い気質を持っていると言われています。また、桜蔭については上下差が大きいという指摘があり、学校内でも実力差が際立っていることが伺えます。

進学校のランキングに見る個々の影響

当サイトでは合格実績のみをランキングの対象にしていますが、各年代の進学校の序列において、中学受験時の難易度などが順位付けに影響を与えている可能性があると感じています。個々の学校の文化や教育方針も評価に大きく影響しています。

進学実績だけでは測れないランキングの理由

開成のように人数が多い学校はどうしても平均値が低くなりがちですが、その分、学校全体の総合力では圧倒的に優れています。一方、筑駒や灘は個々の力が非常に高く評価され、特定の分野に強みを持っています。進学実績だけではなく、こういった学校の特色がランキングに大きな影響を与えているのです。

進学実績と学校の文化

個々の学校には独自の教育方針や校風がありますが、それが受験にどれだけ影響を与えるかという点も大きな要素です。例えば、灘高校や筑駒は学生の個性を大事にし、個々の成長を重視する教育方針が特徴です。これに対して、開成は規模が大きいため、どうしても個々の平均値は低くなりがちですが、その人数の多さを活かして圧倒的な戦力を誇ります。どちらが優れているかは一概には言えませんが、それぞれに強みがあります。

今後も進学実績に基づくランキングの微調整を続けていく予定です。その中で、地域差や学校の特色をどう反映させるかが鍵となりますが、最終的には全国的に優れた学校がランキング上位に来るように調整を行っていきます。


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