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横浜翠嵐高校(神奈川)進学校分析
横浜駅を出ると、東大への道が始まる
📍 京王よみうりランド駅には「巨人への道」と呼ばれる急な階段がある。
🎓 同様に、横浜駅から続く長い坂道「東大への道」を登った先にあるのが横浜翠嵐高校。
⏳ 中高一貫ではなく、たった3年間で結果を出す、超進学校だ。
東大合格者数が激増 – 翠嵐の成長
近年、東大合格者数が激増している高校がいくつかある。横浜翠嵐もその一つだ。
📊 東大合格者数推移(2020-2025)
✅ 2020年:26名
✅ 2021年:50名
✅ 2022年:52名
✅ 2023年:44名
✅ 2024年:43名
🔥 2025年:74名(過去最高)
コロナ禍を乗り切り、右肩上がりの成績を維持。要因の一つとして、東京学芸大学附属などからの流入が指摘されているが、それだけでは説明がつかない。やはり、翠嵐独自の学習環境が鍵を握っている。
優秀な教員・学力勝負の入試 – 翠嵐の強み
横浜翠嵐には教育の質を高める仕組みが整っている。
💡 横浜翠嵐の教育の特徴
🎓 優秀な教員が集結(ブルートゥースのノイズキャンセリング開発者、赤本解説者など)
🏫 神奈川県の「学力向上進学重点校」として、教員の人事異動に優遇措置あり
📚 内申点の影響が少なく(約2割)、純粋に学力勝負で受験できる公立校
この環境が、「公立校でも東大に行ける」という翠嵐ブランドを支えている。
戦略的学習スケジュール – 3年間の計画
横浜翠嵐の学習計画は、戦略的かつ徹底的に設計されている。
📌 翠嵐の学習プラン
✅ 1年生:全学習の70%を終わらせる
✅ 2年生:完成度を高め、私立の聖光学院と肩を並べる
✅ 3年生:最終仕上げ – 追い込みで差をつける
実家で懐かしいものを発見
— 音愛(Noa)🍋💚 (@noa_ysc) March 16, 2025
翠嵐の覚悟プリントの存在はもはや学内で文化として根付いてる pic.twitter.com/Hl68f7UzjP
私立と違い、学校が生徒の面倒を全面的にみるわけではないが、それでも翠嵐のカリキュラムは全国トップレベル。この計画を3年間しっかりこなせば、東大合格の可能性が大幅に高まる。
データ重視の進路指導 – 「勝ちに不思議の勝ちなし」
進学校は良質なデータを積み重ねることで、より最適な戦略を生み出していく。
📊 翠嵐の進路指導の特徴
✔️ 生徒ごとに週単位の学習計画を立て、管理を徹底
✔️ 定期的な進路面談で学習戦略をすり合わせ
✔️ セイバーメトリクス的データ管理で、最適な学習方針を決定
「負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり」と言われるが、受験の世界においては「勝ちに不思議の勝ちなし」がほぼ当てはまる。効率的な戦略を実行できる学校が、実績を伸ばし続けるのだ。
学習だけでなく、学校生活も充実
翠嵐は、公立の共学校ならではの魅力もある。
🎉 横浜翠嵐の学校生活
✔️ 文化祭・体育祭などの学校行事が盛ん
💑 男女交際も自由、勉強だけに縛られない
🎓 それでも結果を出し続ける進学校
神奈川の私立トップである聖光学院と比べると、3年次には学力に差が出ることがあるが、それも男子校と共学校の違いが影響しているのかもしれない。特に男女交際や学校行事の活発さが、最終学年の学習ペースに微妙な違いを生む可能性はある。
横浜翠嵐は「公立日本一」を狙えるのか?
現在、公立校で東大合格者数が多いのは、東京都の日比谷高校。翠嵐は今後、この公立界の巨人と「公立日本一」を争うことになるだろう。
進学実績の躍進、戦略的な指導体制、そして充実した学校生活。これらを両立できる翠嵐は、これからの公立トップ校の在り方を示す存在になるかもしれない。
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