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PFP計算方法の変更
またかと思われるかもしれませんが、PFPの基本的な計算方法を変更しました。
開成高校の数値が現状と乖離しているのではないかと思われるかもしれません。実際のところ、上位100人だけを抜き出せば、灘・開成・筑駒の3校はほぼ差がないのですが、PFPは生徒数が多いほど不利になります。
数値の設定について
筑駒なら70-90位、灘なら90-110位、開成は190-210位あたりの生徒の数値に設定しています。筑駒や灘の数値はいわば「原液」ですが、開成はそれが薄まった状態になるため、どうしても低く出てしまいます。
駒場東邦と北野に関しては、医学部の正確なデータが取得できず、結果的に低めの数値になっています。
ラ・サール高校の進学実績
ランキングを出していて驚いたのは、鹿児島のラ・サール高校です。
かつては「灘・開成・ラサール」が東大合格者数のトップ3でした。しかし、現在は100人超えの時代と比べると、その勢いは衰えています。一部では「東大から逃げた」との声もありますが…。
ラ・サール高校の東大合格者数が減少し始めたのは2003年から。
九州には久留米大学附設もあるため、そちらに流れた可能性もあります。
九州には久留米大学附設もあるため、そちらに流れた可能性もあります。
東大から国立医学部へシフト?
ラ・サールが東大合格者数を減らした理由として、国立医学部へ進路をシフトした可能性があります。
私立高校の経営戦略では、昔から「東大と甲子園」が重要視されていました。西大和学園のように東大路線で成功した学校もありますが、鹿児島では東大よりも国立医学部のニーズが高いのかもしれません。
ラ・サールのPFP計算
現在は正確な数値が公表されておりませんが、ラ・サールの国立医学部合格者数はコロナ以前まで60~80人で推移していました。こちらは急に数字が落ち込むとは考えづらく大凡で計算しましたが特に問題はないと判断しております。
最初は70で計算したところ、PFPが開成を超えてしまいました。そこで60にすると桜蔭より下に。間をとって65とし、現在の数字に落ち着きました。
久留米大学附設も同じ傾向にあると考えられますが、少数精鋭で育成する方針は、日本を代表する進学校ならではと言えるでしょう。
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