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進学校分析
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毎日のようにPFPスコアの見直しを行っています。今回も修正が入りましたが、その背景には「地域差」という大きな要因がありました。
実は、鉄緑会に通っている我が家のあんぽんたん(失礼、息子です)に数値を見せたところ、
「開成がそんな低いわけないわい!」
と一蹴されてしまいました。
駿台模試のデータなどを考えれば、その意見ももっともな話です。実際、灘は別としても、関西の高校の数値がやたらと高く出る傾向が見られました。
では、なぜ関西の高校がPFPランキングで高く出てしまうのか? これは「地域ごとの大学進学環境の違い」が影響していると考えられます。
関東では東大の次に旧帝大級の大学がすぐ続かず、その間に一橋・東工大が挟まる形になります。一方、関西では東大の次に京大→阪大→神大と序列が明確になっており、京大や阪大を目指しやすい環境にあります。
その結果、関西の高校は「難関大学合格者数」が多くなり、PFPスコアが高く出やすくなるのです。
では、「開成高校がそのまま関西に移動したらどうなるか?」と考えたとき、現在の順位が妥当なのか。
開成の数値は低すぎるという判断に至りました。
駿台模試の結果などを考慮しても、やはりもっと上位に位置するのが適切と考え、今回の補正を実施しました。
これにより、開成や筑駒の順位が適切な位置に修正され、バランスの取れたランキングになりました。
昨日、
「北野が日本一の公立高校!」
という記事を書きましたが……
1日で王座陥落
となりました。すみません。
補正後のスコアでは、また新たなランキングが生まれています。
そんなわけで、PFPランキングの順位が変わった理由でした。
これからもデータの精度を高めていきますので、お付き合いいただければ幸いです!
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