開成がそんな低いわけねーだろ!


PFPランキング、見直しの舞台裏

毎日のようにPFPスコアの見直しを行っています。今回も修正が入りましたが、その背景には「地域差」という大きな要因がありました。

息子の一言で発覚した「違和感」

実は、鉄緑会に通っている我が家のあんぽんたん(失礼、息子です)に数値を見せたところ、

「開成がそんな低いわけないわい!」

と一蹴されてしまいました。

駿台模試のデータなどを考えれば、その意見ももっともな話です。実際、灘は別としても、関西の高校の数値がやたらと高く出る傾向が見られました。

地域差が生み出す「数値のズレ」

では、なぜ関西の高校がPFPランキングで高く出てしまうのか? これは「地域ごとの大学進学環境の違い」が影響していると考えられます。

関東の最難関大学

  • 東京大学(圧倒的トップ)
  • 一橋大学(文系)
  • 東京科学大学(旧東工大)(理系)
  • その次に、横浜国立大学や筑波大学

関西の最難関大学

  • 東京大学(目指す人はいる)
  • 京都大学(最上位層が集まる)
  • 大阪大学(京大に次ぐ実力試しの場)
  • 神戸大学(難関大としての地位)

関東では東大の次に旧帝大級の大学がすぐ続かず、その間に一橋・東工大が挟まる形になります。一方、関西では東大の次に京大→阪大→神大と序列が明確になっており、京大や阪大を目指しやすい環境にあります。

その結果、関西の高校は「難関大学合格者数」が多くなり、PFPスコアが高く出やすくなるのです。

開成の評価を見直し、補正を適用

では、「開成高校がそのまま関西に移動したらどうなるか?」と考えたとき、現在の順位が妥当なのか。

開成の数値は低すぎるという判断に至りました。

駿台模試の結果などを考慮しても、やはりもっと上位に位置するのが適切と考え、今回の補正を実施しました。

補正の仕組み

  • 東大合格者が多い学校 → プラス補正
  • 京大合格者が多い学校 → マイナス補正

これにより、開成や筑駒の順位が適切な位置に修正され、バランスの取れたランキングになりました。

北野、日本一公立の座を1日で失う

昨日、

「北野が日本一の公立高校!」

という記事を書きましたが……

1日で王座陥落

となりました。すみません。

補正後のスコアでは、また新たなランキングが生まれています。

最後に

そんなわけで、PFPランキングの順位が変わった理由でした。

これからもデータの精度を高めていきますので、お付き合いいただければ幸いです!

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