- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
PFPランキング、見直しの舞台裏
毎日のようにPFPスコアの見直しを行っています。今回も修正が入りましたが、その背景には「地域差」という大きな要因がありました。
息子の一言で発覚した「違和感」
実は、鉄緑会に通っている我が家のあんぽんたん(失礼、息子です)に数値を見せたところ、
「開成がそんな低いわけないわい!」
と一蹴されてしまいました。
駿台模試のデータなどを考えれば、その意見ももっともな話です。実際、灘は別としても、関西の高校の数値がやたらと高く出る傾向が見られました。
地域差が生み出す「数値のズレ」
では、なぜ関西の高校がPFPランキングで高く出てしまうのか? これは「地域ごとの大学進学環境の違い」が影響していると考えられます。
関東の最難関大学
- 東京大学(圧倒的トップ)
- 一橋大学(文系)
- 東京科学大学(旧東工大)(理系)
- その次に、横浜国立大学や筑波大学
関西の最難関大学
- 東京大学(目指す人はいる)
- 京都大学(最上位層が集まる)
- 大阪大学(京大に次ぐ実力試しの場)
- 神戸大学(難関大としての地位)
関東では東大の次に旧帝大級の大学がすぐ続かず、その間に一橋・東工大が挟まる形になります。一方、関西では東大の次に京大→阪大→神大と序列が明確になっており、京大や阪大を目指しやすい環境にあります。
その結果、関西の高校は「難関大学合格者数」が多くなり、PFPスコアが高く出やすくなるのです。
開成の評価を見直し、補正を適用
では、「開成高校がそのまま関西に移動したらどうなるか?」と考えたとき、現在の順位が妥当なのか。
開成の数値は低すぎるという判断に至りました。
駿台模試の結果などを考慮しても、やはりもっと上位に位置するのが適切と考え、今回の補正を実施しました。
補正の仕組み
- 東大合格者が多い学校 → プラス補正
- 京大合格者が多い学校 → マイナス補正
これにより、開成や筑駒の順位が適切な位置に修正され、バランスの取れたランキングになりました。
北野、日本一公立の座を1日で失う
昨日、
「北野が日本一の公立高校!」
という記事を書きましたが……
1日で王座陥落
となりました。すみません。
補正後のスコアでは、また新たなランキングが生まれています。
最後に
そんなわけで、PFPランキングの順位が変わった理由でした。
これからもデータの精度を高めていきますので、お付き合いいただければ幸いです!
コメント
コメントを投稿