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桐朋高校の「伝説の答辞」と入試の変化――私立高校復活の兆し?
最近、首都圏の公立中高一貫校の志願者が減少しているという話を耳にします。 これは私立高校の授業料無償化などの政策が影響しているのか、それとも別の理由があるのか……そのあたりの分析は専門家に任せるとして、今回は桐朋高校にスポットを当ててみましょう。
なぜ桐朋高校なのか? それは、昨年話題になった「伝説の答辞」があるからです。
伝説の答辞:バタフライエフェクト
「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、巡り巡ってアメリカ・テキサス州のハリケーンの原因となりうるでしょうか……」
この冒頭から始まる答辞は、78期生の経験を哲学的視点で振り返り、「バタフライエフェクト」の概念と絡めながら、コロナ禍を生き抜いた学生たちの青春の葛藤と希望を見事に表現しました。
まさに「伝説」の名にふさわしいスピーチです。 全文は桐朋高校の公式サイトで公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
▶️ 伝説の答辞全文
桐朋高校、入試の変化が意味するものは?
📊 2024年度 vs 2025年度 入試データ
年度 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格最低点 |
---|---|---|---|---|
2024 | 251 | 244 | 151 | 154点 |
2025 | 255 | 252 | 101 | 175点 |
👀 ここがポイント!
- 合格最低点が20点も上昇!(問題が難化したにも関わらず)
- 合格者数を50人も絞った!(151名→101名)
- 受験者数が微増(244名→252名)しつつも、より選抜的に!
この大胆な合格者削減は、「辞退される心配が少ない」という自信の表れなのかもしれません。 かつて「新御三家」とも呼ばれた桐朋高校ですが、近くに早稲田実業が台頭し、進学実績の面ではやや苦戦していた時期もありました。 しかし、今回の入試結果を見ていると、再び名門校として復活する可能性を感じさせます。
野球部からMLBへ!森井翔太郎選手の快挙
桐朋高校といえば、野球のイメージはあまりないかもしれません。 ところが、ここにきて大ニュースが飛び込んできました。
森井翔太郎選手がMLBアスレチックスとマイナー契約!
これは日本の高校野球界でも注目の出来事。 通常、甲子園常連校出身の選手がNPBを経由してメジャーリーガーになるのが一般的ですが、森井選手はこのルートを飛ばして直接MLBへ。 今後の活躍次第では、日本のアマチュア野球界の流れを変える可能性もあります。
桐朋OBと社会的影響――令和ロマンのネットカジノ問題
そして、もうひとつ桐朋高校の卒業生関連で話題になったのが、令和ロマンのネットカジノ問題。
今回問題となったのは、桐朋OBのケムリさんではなく、相方のくるまさんの方。 ただ、この件を通して「日本におけるギャンブルのグレーゾーン」が浮き彫りになりました。
そんなわけで、令和ロマンのケムリさんのお話をよく聞いてみましょう。
まとめ:桐朋高校の未来はどうなる?
- 伝説の答辞で話題を呼び、哲学的な視点を持つ学生が育つ環境
- 入試の難化&選抜強化で、名門進学校としての復活の兆し
- 野球部からMLB選手が誕生し、スポーツ面でも注目度アップ
- OBの社会的影響も良くも悪くも話題に
今後の動向に注目です!
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