🏆 穴場を探して高学歴になろう! #2


 

早稲田の狭き門?—地方の受験生にとってのお得な選択肢を考える

「狭き門より入れ。滅びに至る門は大きく、その路は広く、これより入る者多し。」
これは『新約聖書』の言葉ですが、受験にもそのまま当てはまるような気がします。

東大数学の難化と受験生の悲喜こもごも

今年の東京大学(理系)入試数学が難化したと話題になっています。一方で九州大学の数学は易化。数学を武器に戦う受験生にとっては、まさに「運命の分かれ道」だったかもしれません。

我が家のあんぽんたんも東大の問題に挑戦したらしく、「1つできた!」と喜んでいました。私は「今年のレベルで1完とはすごいじゃないか」と思ったのですが、どうやら1問できただけだったようです。先が思いやられます。

穴場を探して高学歴になろう!—早稲田編

前回の「明治大学に入ろう!」の記事がなかなか好評だったので、今回もお得な進学ルートを探してみました。しかし「みんなの高校」の口コミを見ていると、本当にこれでいいのか?と若干不安になるところもあります。

今回のテーマは早稲田大学の付属・系属高校です。早稲田は日本の私立大学の中でも知名度・実績ともにトップクラス。附属校・系属校に進めば、大学受験を回避して「早稲田の切符」を手にすることができます。

早稲田の附属・系属高校一覧

附属高校(卒業生は基本的に早稲田へ進学)
✔ 早稲田高等学院(男子校):偏差値が非常に高い
✔ 早稲田本庄(共学):地方からの入学が多く、寮生活が中心

系属高校(進学は保証されず、推薦枠がある)
✔ 早稲田中高(超進学校)
✔ 早稲田実業(共学:野球が強く、偏差値も高い)
✔ 早稲田摂陵(2025年より「早稲田大阪」に改称)
✔ 早稲田佐賀

関東の早稲田系高校は基本的に「自力でも早稲田に入れるような学力層」の生徒が多く集まっています。

特に注目すべきは、早稲田摂陵(2025年より「早稲田大阪」へ改称)と早稲田佐賀
これらは他の早稲田系列校と比較すると入試難易度が低めで、「お得な進学ルート」と言えるかもしれません。

早稲田大阪(旧・早稲田摂陵)の推薦枠拡大

2025年の入学生より、早稲田大阪の早稲田推薦枠が39→74に拡大
さらに、関関同立やMARCH、東京理科大などを含めると推薦枠は500以上にのぼります。

高校 早稲田推薦枠(2025年入学生より) 備考
早稲田大阪 74名 旧・早稲田摂陵。推薦枠が拡大
早稲田佐賀 約100名 推薦枠が多め

特に注目すべきは「早稲田大阪」
今後、偏差値がどの程度になるかは未知数ですが、難易度がそこまで高くないうちに入学できれば、非常にお得な選択肢になりそうです。

早稲田系列の「青春」と「リアル」

しかし、「みんなの高校情報」の口コミを見ると、ちょっと気になる声が…。

早稲田佐賀・早稲田大阪(旧摂陵)の口コミ

「寮生なんですけど、この学校に来て後悔しています。」
「僕が通っていた普通の公立中学校とあまり変わらないです。」
「青春求めるなら来ないで。」
「学校はまぁいいけど先輩との付き合いが…。」
「思い描いているような青春はできません。」

寮生活のストレスもあるのかもしれませんが、早稲田の「自由な校風」を期待して入学すると、現実とのギャップに驚く可能性があるようです。

また、早稲田系列とはいえ、進学実績を考えると関東の附属・系属校に比べて果たして「本当にお得なのか」疑問が残る部分もあります。

結論:早稲田大阪・佐賀は本当にお得か?

現時点では、「お得かどうかの判断はまだ難しい」というのが結論です。
早稲田大阪(旧・摂陵)は推薦枠拡大で注目されており、今後偏差値がどうなるかがカギになります。

メリット
✅ 早稲田への推薦枠が拡大
✅ 偏差値が上がる前に入学できれば、進学が楽になる可能性
✅ 系属校なので、早稲田以外の選択肢(関関同立など)も確保できる

デメリット
❌ 口コミを見る限り、寮生活や校風に不満の声が多い
❌ 早稲田へ進学できる保証はない(特に一般コース)
❌ 関東の系列校と比べると進学実績にやや不安あり

最終的な判断は、来年以降の偏差値次第。

現場からは以上です。


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