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毎年春、週刊誌が「公立復権」を叫ぶ。日比谷が東大〇〇名、横浜翠嵐が躍進、北野が京大トップ──確かに数字は出ている。しかし、それは本当に「序列」を表しているのか。
独自の進学力指標PFP(パウンド・フォー・パウンド)で全国の公立高校だけを抽出してランキングを組み直したところ、東大・京大の合格者数ランキングとはまったく異なる顔ぶれが現れた。
衝撃の結果──公立2位は「あの学校」だった
1位は日比谷。ここまでは予想通りだ。しかし2位が驚きだった。小石川中等教育学校──東大合格者数では決して目立つ存在ではないこの学校が、なぜ横浜翠嵐や北野を上回るのか。
その答えは立地にある。小石川が位置する文京区には、東京大学・東京科学大学(旧東京医科歯科大)・お茶の水女子大学という3つのトップ国立大学が徒歩圏内に集中している。そして6年制中等教育学校という私立と同じ時間軸。山の手の教育熱心な家庭。私立最激戦区の競争環境。これだけの条件が揃えば、PFP2位は必然だ。
北野・旭丘ファンへ──これは「不当に低い」のか
北野は京大87名で全国公立トップクラス。旭丘も名大・京大への実績は圧倒的だ。それでもPFPでは北野8位・旭丘7位にとどまる。
これは両校が弱いのではない。北野は京大に、旭丘は名大に最適化された公立の雄だ。ただしPFPは「合格者の総数」ではなく「全国区の最難関枠にどれだけ届いたか」という密度を重視する。地元に強い旧帝大がある地域の公立は、その文化的な分業の結果として最難関への集中度が下がりやすい。弱さではなく、地域の教育文化への最適化の結果だ。
愛知は実は「教育県日本2位」だった
このランキングに登場する愛知の公立高校は12校。東京の17校に次いで全国2位だ。神奈川・大阪・静岡の8校を大きく引き離している。東海・滝という全国区の私立が存在する中でこれだけの公立校が名を連ねる愛知は、数字が証明する教育県だ。
詳細なランキングと分析は新サイトで公開中。都道府県別・種別フィルターで公立だけを抽出して確認できる。
▶ 公立高校の序列2026|PFP全国ランキング(詳細版)
https://shinichirokagawa.com/ranking-2026/- リンクを取得
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