フェリス女学院 vs. 洗足学園



🏫【2025年版】神奈川女子2強の逆転劇

洗足学園、東大28名でフェリス・女子学院を超えた日

📌 いま、何が起きているのか?

神奈川県の女子進学校として長年注目されてきた 洗足学園フェリス女学院
2025年の大学合格実績では、この二校の間にはっきりとした変化が現れました。

洗足学園:東大28名(理三2名)
フェリス女学院:東大8名(理三1名)
女子学院:東大26名(理三0名)

ついに洗足が実績で女子学院を超えたことで、全国の女子進学校勢力図に変化が起こり始めています。

📊 PFPランキングで見る「進学力の質」

高校の実力を「卒業生1人あたりの進学成果」で示す指標が PFPスコアです。

順位高校名総戦力PFPスコア
38位洗足学園(神奈川)1572132.66
39位フェリス女学院(神奈川)1110131.36

数値上はほぼ互角。ただし2025年の実績では洗足が一歩リードしました。

📈 東大合格者数の5年推移

年度洗足学園(理三)フェリス女学院(理三)
202110(0)8(0)
202220(0)10(0)
202315(0)6(0)
202414(0)6(0)
202528(2)8(1)

洗足は2024→2025で倍増 一方フェリスは理三合格者を輩出し、個々の質の高さを示す結果となりました。

🔍 入試スタイルの違いと“学校の格”

フェリスは2月1日の1回入試のみ。志願者約400人、合格者は約200人前後と、辞退率も非常に低いです。 一方、洗足は3回の入試日程+繰り上げ合格多数で、合格者数は300人を超えます。

🗣️「実績は洗足。でも、フェリスのほうが“名門”感ある」
🗣️「やっぱり1回入試で勝負する学校は“本命感”がある」

🗣️ 一部にはこんな声も…
「洗足は確かに実績すごいけど、繰り上げ多いし第一志望じゃない子も多いよね」
「フェリスは昔から選ばれてきた学校。“名前だけでフェリスを受けた”って子もいる」

そんな見方があってもなお、洗足は実績で存在感を示すフェーズに入りつつあるのです。

🎻 校風の個性と知的な環境

🟣 洗足学園の特徴

  • 音楽大学を併設、プロ志望のオーケストラ「ニューフィル」が学内で定期公演
  • 演奏実績はアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などでも注目
  • 芸術と学問が両立する文化的厚みのある学び舎

🔵 フェリス女学院の特徴

  • 創立1870年、日本で最初の女子教育機関
  • キリスト教に基づいた教育、毎朝の礼拝・聖書の授業がある
  • 教育理念「Be a Brave Pioneer」は内面の強さを育てる合言葉

ちなみに筆者はというと、名前の響きだけで「フェリスってなんかカッコいい」と思ってしまうタイプです(笑)
なんというか、横浜の山手にある伝統女子校、って響きが強いんですよね。

でも、洗足の「勉強に本気で向き合う感じ」もすごく魅力的で、 両校とも、違ったかたちで“かっこよさ”があると思います。

🧠 いま、変わろうとしている神奈川女子校の地図

フェリスは「第一志望で選ばれる」人気校。
洗足は「実績で地位を築く」挑戦者型の進学校。

そして2025年、洗足はついに女子学院を実績で上回り、 神奈川を超えて“全国女子進学校トップクラス”の一角に躍り出ました。

このふたつの学校、どちらも素敵で、どちらも違う良さがある。
成績や実績も大切だけど、どこで自分らしくいられるかという視点で選ぶのもまたアリなんじゃないでしょうか。


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